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坊1のクロッキー練習に毎晩付き合わされている私と坊2。
坊のクロッキーは相変わらず掌と足指がおかしいけれど、ちょっとは慣れてきたみたい。
毎日描いていると、上達しますね。
スピードは格段にアップしてきたので、今度は「動くもの」を挑戦しようという事になった。
一瞬の印象?動き?を捉えたいんだって。
石膏デッサンの練習で形は捉えられるようになったんで、
これからは瞬間を捉えるためのクロッキー練習をするのである。
で。
意味もなく部屋の中を5分間歩かされる坊2。笑
うちは狭小住宅なので、歩き回るったって同じ所をグールグル。
目が回ると言い出す始末。(すみませんね、狭くて。笑)
出来上がったのを見せてもらったら、
まあ印象は捉えられていると思うんだけど、
足の親指があるはずのところに小指があるんだよね。
反対やんケ。笑
しかも、胸郭はあるけど骨盤が無い。
ウエストと股下が同じラインだ。
藝大目指しててこれはヤバいなぁ💦
身体を骨から見ろとあれほど言っているのになあ・・・。難しいのかな。(私は芸術は素人ですが、理学療法士なので骨は分かるのだ)
また、坊が講師から良く言われている注意に「グラデーションの幅が狭い」という事があります。
坊は少しずつ薄く塗って行く事が出来ず、
あっという間に真っ黒に重ねてしまいます。
そして、塗ったが最後、消せませんw
こういうのって、性格なんですかね?
すっごく濃いデッサンになってしまいます。
まずは、グラデーションスケールを研究しましょう。
ネットを検索してみると、鉛筆でのグラデーションスケールはあるんですけど、
木炭でのスケールがなかなか無い・・・。
探していたら、意外なところで見つかった。
坊の予備校の先生が作ったものが、教室にあったらしい。
見本が教室にあるのはありがたいな。
因みに、鉛筆だとグラデーションは9段階くらいみたい。
木炭だと「かすれたやつの9種類」とか「べた塗りのやつの9種類」とかが含まれてきて、
なんと約30種類!
素人ではもう、見分けられない・・・💦
このトーンの違いが分かる目を持つ人、すごい・・・。
しかし、30種類意識して描けと言ったって、
そう簡単じゃないですよね。
描き分け以前に、「見分けられない」です。
そういう「目」が出来上がっていない。
繊細なグラデーションを意識しろって言われても、
描けるのものなら、とっくに描けている訳ですよね。
そこら辺を、講師は指導して欲しいんだよね。
「グラデーションの幅が狭いって言ってるだろ」「〇ね」じゃなくて、
具体策を示してくださいっ!!”(-“”-)”
で、坊の場合は「スケールを隣に置いてデッサンをしてみる」ことを、私が考えました。笑
常にスケールを意識しながら描けば目も肥えてくるだろうし、
見えたならば、いつか描けるはず。
そうしたら、幅広いグラデーションが描けるんじゃね?
それにほら、うちの坊は注意欠陥の人だからね、
そこにスケールがあれば常に意識できるできるだろうから、不注意も減るはずなんだよ。
そうしたら、これがビンゴだったんですよ。
「坊1のデッサンじゃないみたい(グラデーションの幅が増えた)」って講師に褒められたんだって。
やってみるもんだよね!(≧▽≦)
もっとはやく思いつけばよかったというのは置いておいて、
とりあえず、スケール見ながらのデッサンをしばらく続けて、
「目」を育てることにしましょう。
いやあ、ちょっとづつでも課題がクリアできて行くと嬉しいね!
相変わらず悩み多き坊だけど、少しずつステップアップして行こうね。
あと半年だ!!