親の立場からの美術大学82 いよいよ冬期講習

もう12月ですねぇ

今年も、残すところあと1か月となりました。

先日、坊の通っていた高校に連絡をして成績証明書を取り寄せる手続きを行いました。

この申請も3回目・・・・。笑

まさか3回も申し込むことになろうとは思わなんだ。(ちなみに申し込みの連絡をしたのは私である。うちの坊はそういった事務作業的なことは一切できない。甘やかしているとかいないとかそういう問題ではなくて、できないものはできないのだ。泣)

まもなく、冬期講習が始まる。

相変わらず、問題を起こした予備校に通い続ける坊なのだが(冬期講習ぐらい他の予備校に行けばいいと思うのに、講師が硬くそれを禁じているんだよね。信じられないよね?何の権利があってお客さんに強制するんだと思うよ・・・)、

先日、直近に描いた石膏デッサンを複数持ち帰ってきたので、じっくり見させてもらった。

私のような素人が見ても、その成長には目を見張るものがあった。

これは、嬉しい喜びでした。(*^_^*)

なんだかんだあったけれど、文句ばっかり言ってたけれど(それは私も同じw)、

坊は予備校通いを止めなかったし、

その手を止めることもなかった。

多動で飽きっぽい奴なのに、

この約1年、坊なりに頑張ったと思う。

鬱でも躁でも問題あり。笑

坊は今、冬期講習前のつかの間のお休みで、心身ともにリラックスしている。

夏季講習辺りからずっと不調で、いろいろ限界だったんですよね。

最近調子が良くなってきて、やっと講師に褒められたところで授業が終了した。

そして幸せな空気を引きずったまま休みに入り、今度はすっかり躁転している。(´・_・`)

この間まで鬱々としていると思って同情していたら、こんどは躁だよ…。

坊は、鬱だと自虐に走り色々と面倒くさいのだが、

躁だと周りの人たちを見下してバカにしだすので、これまた非常にうっとうしい。笑

坊は、周囲の助けが無ければ生きていけない人間だ。

自己管理がまるでできないから、社会生活の中では誰かに迷惑をかけてしまう。

だから私は口を酸っぱくして「謙虚に、大らかに、親切に。自分のためにも、人に愛されよ。」と言い続けてきた。

他人に助けてもらうには、坊自身が可愛くなければならない。

誰がわざわざ、横柄な俺様野郎など助けるだろうか?

しかし、坊はちっともそのことを分かっていない。

放っておくと友達や先輩を見下し始めてしまう。

他人を「見下す」って、そんなに強い快楽なんだろうか?

多分、坊みたいな劣等感の塊みたいな人間にとっては、

一歩でもいいから、他人より上に居たいと思うのだろう。

‥‥自身の安心のために。

みそっかすでは、不安なのだ。

それもこれも、全てにおいて自信が無いからなんだろうなあ。

しかし、できれば坊には「ふつー」にしていてもらいたい。(芸術作品は普通でなくて良いんだけど・・・・。)

坊はいっつも、鬱でも躁でも過剰だ。(´・_・`)

・・・・できれば、静かにやってくれないかなぁ。(;´∀`)

Aを取っても売れません

坊の進む世界が厳しいのは、

鬱だの躁などになるまでに心身をギリギリに追い込んで、

それで技術を身に付けて大学に行っても、

必ずしも将来が約束されているわけではない事ですよねぇ・・・。(´・_・`)

最近坊は、久々に粘土でB〇を取ってとても喜んでいたのだけれど、

上には上が居て、毎回のようにAを取っていた先輩が過去に居たそうなんですね。

きっとそういう人は、生まれながらの才能を持っているのだろう、そう坊は言うのだけれど、

じゃあその先輩が今何をやっているのかというと、

無名です。

別に何もなってないのですよ。

それよりも、AIに描かせたイラストの方が物珍しさあって受けていたりして・・・・・。

そのうちに、AIが作った塑像を3Dプリンターで売ったりするよね。

いや、そう考えると、

今坊たち受験生は何を目指しているんだ?っていう、虚無感に襲われるよね。

いやいや、受験前にそんな気持ちになっていてはいけない。(´・_・`)

だけど。

いつかは直面しなきゃいけない問題ですよね。

表現って、何?

心身をボロボロにしてまで、それでも伝えたい思いって、

何?

それにいつか坊が対峙することが、

母である私には、少々怖いのです・・・。

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