親の立場からの美術大学75 2浪10月終わり・雑感

先日の講師とのトラブルを思い返す

さて、もう10月も終わり。

藝大受験まで、4カ月とちょっと。

もう、前回の受験から8カ月も経ってしまったんですね。

1浪の時は、やればやるほどぐんぐん成長したけれど、

うちの坊みたいに2浪ともなるとそうはいかない。

確実に成長はしてるんだけど、伸び幅は縮まってきますよね。

なので、焦る。

後輩に追い抜かれてゆくという、苦しみも加わる。

でも、その腕はちっとも結果を出さない。

そんな中での、講師との人間関係でのトラブル。

控えめに言っても、最悪です。(´・_・`)

難しいのは、

講師の石膏デッサンや粘土がいくら上手だからって、

じゃあ教育者として優れているかと言ったら、それは別の話だってことね。(´・_・`)

そう考えると、美術予備校の講師って難しいんですよね・・・。

技術にも優れ、

学問としての知識も豊富で、

教育者としての資質もある。

そんな、3拍子もそろった先生なんぞ、どこにいるんだい。

いや、いないのかもしれん・・・。(´・_・`)

藝大の教授だって、パワハラで問題になっていたもんね。

恐ろしいよ、美術界・・・。💦

他校でのコンクール

そして、坊は、先日他校で行われたデッサンコンクールで戦ってきました。

大変に意気込んでいたけれど、

初歩的なミスを犯してしまったこともあって、

一年前のコンクールよりも更に順位を落とす結果に・・・。(´・_・`)

順位が全てではないとはいえ、1年頑張ってきてこの順位では、坊の落ち込み方も半端ではない。

自分を信じられなくなってしまうんじゃないかと、私は心配している。

努力は、報われて欲しいと思う。

報われてこそ、自信につながるというのに、

これでは、何を拠り所にして頑張れば良いものか。

正直、可哀そうだと思う。

不本意な順位も含めて、それが自分の実力だと認めなければならないっていうのは、

残酷だよね泣きたいよね。

あと、4カ月間はある。

死に物狂いで頑張らなくちゃいけないから、泣いている暇さえない。

私も苦しいけど、あえて、普通にふるまっている。

だからこそ、自分の予備校の講師と上手く行っていないってのが、更にしんどい。

ほんとうに、最低だよ。

万が一、3浪したとして、

今の予備校に行くのは不安過ぎるよ。

予備校の先生なのに、生徒と喧嘩なんかして・・・。

もっと注意を払って欲しかったな・・・💦

結局、才能とは…

しかし、才能って何だろうって改めて考えてしまう。

現役で合格する人もいれば、7浪、8浪までして入る人もいる。

大学に合格するだけのために、

なんで石膏デッサンだの粘土だのを、来る日も来る日もやんなきゃいけないのか。

合格したら石膏デッサンなんぞもう、不必要となるというのに・・・。

また、現役で合格したとしても、

そういう子が将来著名な芸術家になるかっていったら、ぜんぜんそんなことない訳で。

デッサンや粘土が上手だからって、

社会的には、だからなんだってわけで・・・。

卒業後の挫折も大きいだろうってことは、想像は付く。

・・・・だから結局、才能って、

「それでも続けていられるやつ」なんだろうなぁ・・・。

浪人しても、就職できなくても、

「それでもこの世界でやっている」。

それが、芸術界の「勝者」であり、「才能」なんでしょうね・・・。

いやはや、すごい世界だよ。

すごい世界に、息子を行かせちゃったんだなぁ。(´・_・`)

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