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いよいよ冬期講習がスタートしました。
もう、12月も半ばなのか・・・。
時間が経つのが、早いですね。💦
いやぁ、でもこの春・夏・冬の講習って、
年間受講料とは別の支払いってのがきついっすよね。笑
実際のところ、(考えたくないけれど)坊が3浪・4浪するとして、
うちでは、今後はもう年間受講料しか払えないかな、って思う。
これから先この時期は、バイトしてもらうしかないでしょうねぇ・・・。
そして最近の坊ですが、
デッサンも塑像もなかなか好調らしく、メンタルが落ち着いてきた印象があります。
一時は、あんなにガタガタだったのに。笑
これだから、心配するだけ無駄なんだよね。(´・_・`)
出来が悪く落ち込んでいても、
多分、そのうち復帰すると分かっているから、
こっちも肝が据わっちゃったんですよね。
もう2浪ともなると、いろいろと慣れますね。笑
是非とも冬期講習では、またいろいろと吸収してきてもらいたいと思っています。
坊が残念そうに話していたのですが、
坊の同期が最近また一人、予備校を脱落したらしいのです。
ああ、またかって感じです。
もう、何人見送ったのでしょうね・・・・。
予備校生たちが、学校を去って行く理由は様々です。
藝大を諦めて他の大学に行く子や、
今の予備校を見限って他の予備校に行く子。
そして、この道自体を諦めてしまう子・・・・。
今回のように、年度の途中で消えて行く子も少なくはありません。
坊と一緒に頑張っていた仲間のひとりが、また一人消えてゆくのを見るのは、
坊にとってとても辛いことだと思います。
在校生たちだって、不安と焦りと疲労の真っただ中でなんとか踏ん張って日々を過ごして居るのだから、
心が、ざわつくでしょうね。
「自分には才能が無い」「疲れた」「もう限界」・・・。
それは全て、在校生たち全員が感じていることでもあるのです。
ただでさえ糸が切れそうなこの時期、
自分と同等かそれ以上に上手に作品を作る子が、脱落して行くのを見るのは、
残された子たちのメンタルに少なからずダメージを与えて行きます。
けっして、他人事ではない・・・。
残酷な世界だと、つくづくと思います。
しかし、この2年間ずっと坊を見てきて思いますけど、
発達障害があるせいかメンタルに不安定な部分も多いし、
一人ではできないことも多いけれど、
それでも薄皮をはぐみたいに、少しずつ成長しているなって。
以前の坊は、作品を作っていて上手く行かないと、
パニックになってすぐに私に電話してきたけれど、
最近はそれもなくなりました。
自分で自分をコントロールできるようになってきたんですね。
この2年間の「経験」によって、少しずつ自信がついてきたのでしょう。
坊の苦悩(コンクールになると緊張して最大能力を発揮できないとか、好調・不調の波が大きいとか、躁と鬱で忙しいとか。笑)、いずれ時が解決するんじゃないかしら。
人生の大半の問題は、「経験と慣れ」によって改善する気がします。
私自身も、様々な問題は「慣れ」によって改善しましたからねぇ。
仕事しかり、子育てしかり。
そして、今は「坊の浪人」生活にも慣れたんですね。笑
最近は、あんまり坊の将来が不安ではありません。
「なるようになるさ」と思っています。
私もまた、美大希望の息子を持つ母として、一歩前進したのかもしれませんね。