親の立場からの美術大学70 課題に飽きたとは何事じゃ。

浪人生活に飽きたとかぬかしやがる。笑

先日のことです。

空気を読まないことにかけては、天下一品のうちの坊1。

「最近さぁ・・・・浪人病って言うのかな?課題に飽きちゃってさ。」

などと、夕ご飯を食べながらほざきやがりました。

はあ?

ちょっと、何言っているのか分からないんですけど。笑

「だって、毎日似たような課題をやっているからさ。

もう2年目よ?飽きるよ、さすがに。」

えっ、殴って良い?笑

なにがすごいって、それをスポンサーの前で言っちゃうことだよね~。

友人間での他愛のない戯言ならまだしも、

坊1って、本当に客観性が働かない。

先日も、共通テストの申請書類を書きながら、

「俺、あと何回これを書くことになるのかな。」

などと、訳の分からない事を言ってしまい、笑

夫にこっぴどく叱られたばっかりなのだ。

それは言ってはいけないやつなんだけど・・・・。

いろんなものを犠牲にして予備校に行っているという自覚はなかったのかい。(T_T)

結局…恵まれてるんだろうなあ

世の中には、苦学生がいっぱいいる訳じゃないですか。

坊の予備校でも、春の講習とか夏の講習とか結構休む先輩がいて、

それはバイトして資金を稼ぐため。

また、別の女の子は、

親に美大を反対されてお金を出してくれないので、

昼間は予備校に行き、学校が終わった後は夜のお仕事をしているとか。

その子は、先日体調を崩して入院していたんだって。

そんな子たちにとっては、予備校での授業は「宝」なのに、

うちの坊ときたら、

「最近、どうも調子が良くない。

良い作品を作れなくなったのは、母ちゃんの言う通りに休まずに予備校に通っているからなんじゃないか。

疲れているので、良い作品が作れないんじゃないか。」

とか、言いやがる。笑

20歳の子が、予備校ごときで疲れるかってんだ。

我が子ながら、本当に何言ってるか分かりませんね。(´・_・`)

甘えすぎでしょ。

・・・・・いやあ、私よく怒らなかったな。笑

結局、うちの坊は恵まれてるんですよね。

獅子は我が子を千尋の谷に落とすというけれど、

まあ、この浪人生活そのものが千尋の谷な訳ですよね。

私は坊が谷に落ちて良かったと、今では心から思っている。

このまま、社会人になっていたらろくなもんじゃなかったと思う。

這い上がる経験が必要な子もいるんだ。

親としてのサポートは全力でするつもりだけれど、

願わくば、はやく這い上がってきて欲しいな。💦

はやく神の領域へ行け

先日、人間国宝の陶芸家さんのテレビ番組を見たんですよね。

高齢なのに、未だに創作意欲は衰えず、

毎日毎日、ただひたすら作品を作り出している。

生きること=作ること。

まさに、

神の領域でしたよね。

私は、坊にはやく神の領域へと行って欲しいんです。

友達と比べて劣っていたとか優れていたとか、

後輩に抜かれて頭に来るとか先輩を抜いてざまあみろとか、

先生に叱られてもうヤダ〇にたいとか、

そう言うんじゃなくて、

ただただ、創作することに喜びを持って欲しい。

作ることが「楽しみ」であって欲しいんだ。

「飽きた」というのは、私にはショックだった。

坊は、何のために美大に行くのだろう?

足元がぐらついた気がする。(´・_・`)

さあ、これからどうするか・・・。

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