親の立場からの美術大学68 動的クロッキー&グラデインプット

モデルよ動け

坊1のクロッキー練習に毎晩付き合わされている私と坊2。

坊のクロッキーは相変わらず掌と足指がおかしいけれど、ちょっとは慣れてきたみたい。

毎日描いていると、上達しますね。

スピードは格段にアップしてきたので、今度は「動くもの」を挑戦しようという事になった。

一瞬の印象?動き?を捉えたいんだって。

石膏デッサンの練習で形は捉えられるようになったんで、

これからは瞬間を捉えるためのクロッキー練習をするのである。

で。

意味もなく部屋の中を5分間歩かされる坊2。笑

うちは狭小住宅なので、歩き回るったって同じ所をグールグル。

目が回ると言い出す始末。(すみませんね、狭くて。笑)

出来上がったのを見せてもらったら、

まあ印象は捉えられていると思うんだけど、

足の親指があるはずのところに小指があるんだよね。

反対やんケ。笑

しかも、胸郭はあるけど骨盤が無い。

ウエストと股下が同じラインだ。

藝大目指しててこれはヤバいなぁ💦

身体を骨から見ろとあれほど言っているのになあ・・・。難しいのかな。(私は芸術は素人ですが、理学療法士なので骨は分かるのだ)

グラデの幅が無い?

また、坊が講師から良く言われている注意に「グラデーションの幅が狭い」という事があります。

坊は少しずつ薄く塗って行く事が出来ず、

あっという間に真っ黒に重ねてしまいます。

そして、塗ったが最後、消せませんw

こういうのって、性格なんですかね?

すっごく濃いデッサンになってしまいます。

まずは、グラデーションスケールを研究しましょう。

ネットを検索してみると、鉛筆でのグラデーションスケールはあるんですけど、

木炭でのスケールがなかなか無い・・・。

探していたら、意外なところで見つかった。

坊の予備校の先生が作ったものが、教室にあったらしい。

見本が教室にあるのはありがたいな。

因みに、鉛筆だとグラデーションは9段階くらいみたい。

木炭だと「かすれたやつの9種類」とか「べた塗りのやつの9種類」とかが含まれてきて、

なんと約30種類!

素人ではもう、見分けられない・・・💦

このトーンの違いが分かる目を持つ人、すごい・・・。

グラデ見本を見ながらデッサンw

しかし、30種類意識して描けと言ったって、

そう簡単じゃないですよね。

描き分け以前に、「見分けられない」です。

そういう「目」が出来上がっていない。

繊細なグラデーションを意識しろって言われても、

描けるのものなら、とっくに描けている訳ですよね。

そこら辺を、講師は指導して欲しいんだよね。

「グラデーションの幅が狭いって言ってるだろ」「〇ね」じゃなくて、

具体策を示してくださいっ!!”(-“”-)”

で、坊の場合は「スケールを隣に置いてデッサンをしてみる」ことを、私が考えました。笑

常にスケールを意識しながら描けば目も肥えてくるだろうし、

見えたならば、いつか描けるはず。

そうしたら、幅広いグラデーションが描けるんじゃね?

それにほら、うちの坊は注意欠陥の人だからね、

そこにスケールがあれば常に意識できるできるだろうから、不注意も減るはずなんだよ。

そうしたら、これがビンゴだったんですよ。

「坊1のデッサンじゃないみたい(グラデーションの幅が増えた)」って講師に褒められたんだって。

やってみるもんだよね!(≧▽≦)

もっとはやく思いつけばよかったというのは置いておいて、

とりあえず、スケール見ながらのデッサンをしばらく続けて、

「目」を育てることにしましょう。

いやあ、ちょっとづつでも課題がクリアできて行くと嬉しいね!

相変わらず悩み多き坊だけど、少しずつステップアップして行こうね。

あと半年だ!!

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