100歳に挑む15 遺言を考える

遺言を書かないと

100歳まで生きるんなら遺言なんぞいらないだろ。

・・・・なんて言って、明日死んじゃうと困るから準備しといた方が良い。

お金のことなんて家族に任せておけば?って言いたいところだけど、そういう訳にいかないのが我が家なのです。(T_T)

なぜなら、それは私たち夫婦が新婚の頃に遡ります。

当時共稼ぎだったこともあり、某銀行に共有の口座を作りそこにお互いに月に10万ずつ入金し、そこから生活費を引き落とすと決めました。

残金はお小遣いとして、自分たちの好きに使おうというシステムで夫婦生活を開始しました。

ところが程なくして、こんな事が起ります。

私は小銭を貯金していてそれを缶に入れていたのですが、「小銭が無かったら使ってもいいよ」と夫に言っていました。

500円玉も結構たくさん入れていたんですよ。

それが、ほぼ全額使われました。

確かに使っていいよとは言ったけど、まさか人のお金全部使い切るとは思わないじゃ~ん。笑

更に、毎月の10万円の入金が「お金が無い。できない」と言われました。

月のお小遣いが足りないわけがないのに、変だな~と思って追及したら、

要は実家に仕送りをしていたんですね。

しかも私に黙って、サラ金に手を出していたんですね。

これはとんでもないことで、私の小銭や自分たちの生活費まで犠牲にして、更にサラ金に手を出してまで実家に仕送りするって何事か~?って話ですよ。

夫は本当にお金が無い人で、学生時代はお金を貸していたし、

お米まで恵んであげていたんですよ。

それもこれもですね、

親戚のおばはんに言われるままに入った保険と実家への仕送り代に労働収入をつぎ込んでいたからで、

優先順位が違うだろうって、私は切れたのよ。笑

そんなにおばさんと実家が大切なら、もう知らん!!

そして私は実家に帰ったのでした。笑

迎えに来て平謝りした夫に、あんたの通帳の全てを寄こせ、私が管理すると言ってやったのだった。

それ以来、うちのお金は私が全て把握している。

つまり、

私が死んだらこの家は、お金のことが誰も分からなくてとても困るのであ~る。(*’▽’)

「55歳になったら遺言を書きなさい」

私が死んだら、誰もお金のことが分からなくなるのは困る。

夫の金銭感覚は信頼できないので、夫以外の誰に管理を任せるかだ。

坊1は良い奴だが、お金の管理には向かない性格だ。

坊2なら任せられるが、なにせ小学校6年だし・・・。

もうちょっと大きくならないと無理だね。💦

100歳まで生きるつもりだけれど、明日死んでもいいように準備はしていきましょう。

そんなわけで、まずは図書館に行って借りてきました。

今読んでいます、この本。

私は50歳だから、今読むのにぴったりだね。

いやあ、参考になります。(*’▽’)

普通の家にも、相続争いが起こるのですね。

坊たちは8歳離れた兄弟で仲が良いけれど、そんなの将来どうなるかなんて分かりませんからねぇ。

このまま行けば、夫も私も土地を相続しそうなので、それをどうするかも考えてゆかなければ…。

坊たちが、結婚するのかしないのか。

孫はできるのか。

誰の世話にもなりたくないけれど、仮に坊たちのパートナーに助けてもらうことがあったのなら、お礼を渡したいものですよね。

状況は刻々と変わるだろう

そうなると、まずは「自筆証書遺言」を書いてみることですかね。

法務局で預かってもらうかは先の話として、まずは私の意思をはっきりさせておくことと、

財産目録(財産ってほどもないけどw)を作る事。

そして状況が変わったら、どんどん内容を変えて行かなくちゃいけない。

例えば、私の親が亡くなって土地やお金を相続したとき(あればだけど)。

夫の親が亡くなったとき。

息子たちが独立したとき。

これから先、状況はどう変化するか分からない。

いやあ、100歳まで生きるつもりなのに50歳を機に遺言を書こうとは・・・。

まあ、明日どうなるか分からないって、そういうことですからねぇ。

写真はPAKUTASOさんのフリー素材を使用しました。

新緑の公園を散歩するのフリー素材

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