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後輩への義務
坊が2浪生として、予備校で修行を開始してからはや3か月。
1浪生の時には無かった「後輩」の存在をそろそろ意識するお年頃。笑
(ちなみに坊は昼間部です。これが夜間になると、現役生が混じってくる割合が多くなります。坊が1浪のときに後輩を見たのは春・夏・秋の講習や1月を超えてからじゃないでしょうか。)
この間のコンテストでは、1~3位を1浪生が独占してしまったとか。
ダメじゃん。(´・_・`)
先輩たち何してんだよ、と言いたいところなのだがこれはそう言うもんだから仕方がない。
坊も、もちろん1位を狙っていましたが、
調子のいい時もあれば、悪い時もあるのが現実ですよね。
特に坊は浮き沈みが激しいうえに、
パニックになると、慌てて余計な作業をしてますます泥沼にはまって行くタイプなので、
まあ、80%の出来が毎回出せれば良いんでないかイというのが、今の目標です。
とりあえず、失敗しちゃいかん。
2浪生には、失敗しちゃいかんという「義務」があるのである。
コンクールでは勝たねばならぬ
だって、先輩がコンクールに大失敗していたら、後輩たちはビビっちゃうよね。
先輩たちは後輩たちの明日の姿なんだから、
頑張ったらあそこに到達できるかもしれないという理想の姿なんだから、
そこが壊滅してたら、後輩たちは不安になっちゃう。笑
だから、後輩たちのためにも、失敗してはいけないのだ。
2浪生には、義務と責任があるのだ。
ちなみに、予備校の看板も背負わされますね~。
特に他の予備校のコンクールに行ったら、そこそこの成績残したいですよね。
「うちの予備校には、へたくそな先輩しかいないのか」ってなったら、
生徒激減しちゃうよね。笑
だから、予備校には質の良い学生を複数確保する必要があるのだよ。
うちの坊なんて、そこそこ行ってる奴だと思うんだけどな~。
特待生だし。(あんまり授業料免除してくれなかったけど。笑)
後輩に追い抜かれる恐怖
しかし覚悟していたとはいえ、最近後輩の「伸び」がすさまじいという。
一般的に浪人生は、1浪の時の伸び率が一番すごくて、
2,3浪になると緩やかになる。
それどころか、停滞しちゃう人もいる。
だから、1浪生が後ろから束になって追い迫ってくるのが、
先輩たちにとってそうとうのプレッシャーになる。
なんとか頑張るけれど、やがて追いつかれてしまったときは、
「そんなはずない」「あいつらより、俺の方が長く修行している」
って何度も思う。
しかし、その日はやって来て、
ついに後輩に追い抜かれた時には、否が応でも自分の限界を感じてしまう。
無限に向上すると思っていた才能には実は天井があったのだと悟ることは、
どんなにか苦しい事だろう。
改めて、坊が選んだ「藝大」という道のりは、
とても厳しい道だと知る。
そして、この道に最後まで留まる事の出来たやつは、
指折りの才能と、そして鋼の心臓を持った者のみだ。
並大抵のことじゃない。
ところで教授のパワハラ、すごいってね
ところで、坊の先輩からの情報なんだけれど、
藝大で制作した作品の出来がひどすぎたのか、教授が、
「とんでもねえ(下手くそな)やつを合格させちまった」とか、
「浪数が足りねえんじゃねえの」とか、
平気で言ってくるって言うんですよね。
これさ~(=_=)
坊の予備校とまったく同じ問題抱えているよね。
時代はもう令和なのに、まだいるんだ、そういうパワハラ教師。
この話が本当なら、ダメじゃんその教授。
大人の癖に、しかもこっちがお金払って通わせているのに、言って良いことといけない事の区別もつかないのかね~。(=_=)
芸術系って、なんでそういうのが許されるんですかね?
ほんと、撲滅していただきたいですね。