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奴らの季節がやって来た
夏・・・。
坊の心を惑わす、この季節がまたもやってきました。
子供の頃。夏休み。
虫取りに熱中した子供もいることでしょう。
蝶々、トンボ、バッタ、ターゲットは様々でしょうけれど、
多くの子供はやがて網を置き、友だちとの遊びや部活に精を出すようになります。
・・・・多くの子供は。
無論、例外もいます。
昆虫採集好きの大人もいますからね。
だけど、まさかうちの子に限って、
20歳になっても、網を振り回して虫を採っているとは思っていなかったわい。笑
しかも、蝉。
そうなのです、うちの坊は世にも珍しい、
蝉取り専門の愛好家なのである。
(やっぱり、蝶々やトンボが主流だよね~)
趣味は受験に役に立たぬ
一般的に、セミが鳴くの夏本番から、ですがね。
もっと早くから鳴く蝉もいるのですよ。
「ハルゼミ」ってやつです。
名前の通り、春に土から出てきます。
坊は今、ハルゼミに夢中・・・。
ちなみに、私達の住む環境では、山の中に行かないとハルゼミはいないので、
わざわざキャンプしてハルゼミを捕まえに行きます。
もうこの季節、坊は毎日ウハウハで、
もはや頭の中には蝉のことしかないと思う。
蝉の話しかしないもん。
こうなるともう、止まらない。
・・・・おい君、ところで藝大はどうするんだい?笑
オリジナル展も近いのに、困ったなぁ・・・。💦
もう、ウハウハなのは毎年のことなので、
趣味と実益を兼ねて蝉の彫刻でも作ったらどうだね?って坊に言ったら、
蝉はすでに高村光太郎大先生が制作されているので、
あれを超えるアイデアが浮かばない限り、作っても仕方ないから作らないんだって。
なんだよ~。
せっかく貴重な時間使って蝉取りしてるんだから、芸術に役立ててくれよ・・・。
趣味は芸術人生に役立つ。多分。笑
まあ、蝉取りが藝大受験に役立つことは一個もなさそうですが、
坊の芸術家人生には役にたつでしょう。
・・・・多分ね、多分。笑
・・・・・・・つうか、
ほぼ誰もが夏休みの思い出として、通過点として置いてくる虫取りを未だにずっと続けているという、
この性質こそが、坊の特徴なのですね。
飽きないという性質です。
ヒトでも、モノでも、
坊が執着すると、長くて激しいです。
一歩間違えればストーカー化しそうなこの性質を、
プラス転換したくて芸術系に放り込みました。
思った通り、2浪生ですが飽きていません。(それはそれで困ったもんだけどw)
坊の一つの刺激を何度も味わって喜びに浸るという「しつこい」という特徴が、
いつか人の心を捉える大きな花となって開きますように。
・・・・って、七夕だし祈ってみたよ。笑
坊2?
小学校6年生だけれど、はじめっから虫が嫌いだし、
飽きっぽいこと甚だしいし。
今は、ゲームに夢中ですね。
・・・・・つうか、
それが普通だよね。(*’▽’)
写真はPAKUTASOさんのフリー素材を使用しました。