親の立場からの美術大学117 いよいよ12月

時のたつのは早い

いよいよ12月ですね・・・。

坊の通う美術系の予備校では年内の通常授業ももうすぐ終わり、

冬期講習が開始となります。

坊はもちろん、全日出席の予定。

私たち夫婦はそんなにお金を持っているわけではないけれど、今年度は藝大を落ちても浪人をさせるつもりはないので、最後の頑張り代として私たちが講習代を負担することにしました。

泣いても笑ってもこれが最後。

中には、親の支援を受けられない子も多いと聞きます。

上には上がいるので比較のしようがないけれど、まあまあ坊は恵まれている方なのでしょうねぇ・・・。(´・_・`)

坊はあんまり感謝していないかもしれないけど・・・。

先生方の指導について思う

先日坊が、こんなことを言っていました。

去年坊が通っていた予備校では、ずっと先生から素描が「癖っぽい」と言われて来たんですって。

でも坊は、自分ではどこが癖っぽいのか分からなかったし、

分からないからどうやって直したらいいのかも分からず、

毎日途方に暮れていたんですって。

で、先生に質問すると、

「よく石膏像を見ろ」

とだけ言われたんだって。

で、結局直らなかったんだって。

そして今年度から行くことになった予備校。

またも講師から、「癖っぽい」と言われたんだけど、

今度の予備校の先生は、坊の描いているデッサンを指さして、

「このグラデーション」

と言って、今度は石膏像を指差し、

「実際にはこうはなっていないだろ?想像で描いているよな?実際は違うよな?」

って、教えてもらったんだって。

「一度で自分の癖が分かったわ」

って、言っていましたよ。(´・_・`)

具体的なアドバイス

その他にも、坊は「3秒ルール」なるものを課され、

塑像の時にはとにかくじっとしない事、

動き回って多くの視点から作り上げることを指示されたんだって。

「よく見ろ、動け」

って言われるより、

「3秒ルール」

って言われた方が心に染みるよね。

この、具体的なアドバイスがすっごく坊には効いたんですね、きっと。

先生の言う事を聴けば上達するから、

坊も必死で先生に食らいついて行ったみたいですね。

いやぁ、具体的なアドバイスは本当にありがたかったですね。

予備校生は、先生の力量に左右されちゃいますよね。

どんな先生に巡り合えるかは運だけれど、

幸運の女神の前髪は掴んでおきたいですよね。

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