親の立場からの美術大学96 私の決意

私がコントロールして行く

怒涛の一週間が過ぎました。

やっと落ち着いたので、再びブログを開始しようと思います。

結果から言うと、今年度は不合格でした・・・。

藝大以外受験していませんので、3浪決定です。

息子と今後のことを何度も話し合いました。

そして気付いたのですが、

私達この1年間、「中身のある話をしてこなかった」みたいなのです・・・。

滑り止めを受けなかったこと。

スランプからなかなか抜け出せなかったこと・・・。

有効な具体策を練ることができないまま、坊は不安をまき散らすばかり、そして私はそれに振り回されて一緒に落ち込み嘆くばかりで、

建設的な話し合いがされてこなかったことに、改めて気付かされました。(´・_・`)

私たちは、不安に負けてしまったのでした。

坊も私も、極めて未熟であったと認めざるを得ないです。

坊は「何で滑り止めを受けなかったんだろう?」などと、今更ながら言っています。

確かに予備校側にもいろいろ問題はありました。

けれど、誰が何と言っても、

坊が(そして私が)悪いのです。
だって、当事者なんだもの。(´・_・`)

予備校が嫌なら、変えればよかったんです。

どう考えたって、そこに留まる選択をした我々の戦略の失敗です。

人は煮詰まり過ぎると、行動できないものなのですね。

坊も反省すべきですが、

私は私で、親の立場としての「私の失敗」を見つめて行こうと思います。

まずは、「坊との話し合い」自体をそもそもどう考えるか・・・。

話し合いなんぞ、そもそも坊は苦手だし、必要すらないのかもしれません。

いろいろ言うとすぐに混乱してしまう子だから、

坊が成長して落ち着くまで、ある程度までは私がコントロールしてあげたほうが良いのかもしれませんね。

私がどこまでやるか、これが私の課題です。

神様から与えられた、私の使命だと思って、

次年度も再び走り抜けます!

息子の発達障害にもう一度向き合う

坊の在籍していた予備校では、

昨年の夏休み以降、坊の性格が問題視されてきました。

坊の不注意、多動、コミュニケーション上の問題ですね。

直せってことで講師陣から言われたのが、「自立」

「集中しろ」「アルバイトをしろ」「地方の大学に行け」・・・・。

それに対して、特に私が反発してしまいました。

ダメなんですかねぇ・・・💦

だって、発達障害だもの。直りっこないよ。(´・_・`)

性格的な部分は、大目に見て欲しかった。

直せって言われて簡単に直るなら、苦労しません。

私たちも、先生の言葉に動揺しすぎたと思うんです。

揺るがない、自信が欲しいです。

ですから、

時間もあることですし、

発達障害の診断をいただこうかと思うのです。

自閉症スペクトラム障害なのは間違いないので・・・。

子供の頃途中で辞めちゃったから、再開するだけ。

後は診断名をいただくだけだと思います。

この障害と共に生きて行く、その決意を新たにしたいと思います。

予備校を替えることにした

そして、やっぱり予備校を替えることにしました。

実は先日、他の予備校の面談に行きました。

藝大の合格発表があったばかりでお忙しい中、時間を作ってくださり嬉しかったです。

直近の坊の石膏デッサンと構成の写真を見てもらいました。

統括の先生は、落ち着いて静かな先生でした。

そして私の納得の行く率直な意見がいただけました。

統括の先生は、教師にとって最も大切な資質・・・・。

「誠実」さをお持ちの方のように見えました。

生徒と対立したとしても、きっと上手く解決するでしょう。

少なくとも、生徒への暴言は無いでしょう。

私たちのケースのように親まで巻き込んでえらい騒ぎに・・・なんて失態は踏まないだろうと感じました。(普通は踏まないですけどね💦)

ただ、坊は悩んでいます。

「今まで、仲間の中で他の予備校に行った人を見て来たけれど、その人たちは全員藝大に合格していない」と言います。

・・・・・そうなのかもしれません。

藝大に合格するような子たちはきっと「実力」があるからこそ、どこの予備校でもやっていけるのでしょう。

もめごとを起こしてしまうような坊は、そもそも適応力に欠けるから問題を起こしているのであって、

他の予備校で上手くやっていけるのかは未知数です。

ただ坊は環境を選ぶ子なので、ひょっとしたらの可能性に賭けたい。(´・_・`)

親の気持ちとしては予備校を替えることに前向きなのですが、はたしてどうなるか・・・。

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