Table of Contents
坊と同じく2浪していた女の子が、
先日のコンクールで失敗してから後、予備校に来なくなってしまったようなのです。
坊はとても心配しているけれど、
気軽にlineするほどの仲でもないらしいので、
気を揉んでいるだけなんですけどね・・・。
2浪生でしかも女の子という事で、いろいろ大変だったんだろうなぁと想像します。
男女は昔よりもずっと平等になってきたけれど(私の時代は、とても親に美大に行きいとは言えなかったよ💦)、それでもやっぱり抵抗感は大きいでしょうね。
これ以上浪人はできないぞというプレッシャーは、多分坊以上でしょうね。
よっぽど気持ちが強くなければ、予備校通いなんぞできないでしょう。
しかも、美術系は繊細さんが多いときているから・・・。
陰ながら(顔も見たことないけれど)応援していたんですけれど、
力尽きちゃったのかな・・・。(´・_・`)
予備校に戻ってきて欲しいとは思うけれど、
もう一か月は休んでいるとのこと。
もう、来ないかもしれませんね。
坊に言わせると、実力はあったらしいのです。
なのになぜ、不調の波が訪れてしまったんでしょうね。
最近の坊は不調で、
低調なまま参加した先日のコンクールでは、坊の望む結果は得られませんでした。
坊は酷く落ち込んで、立ち上がるまでにそれなりに時間がかかったんですけど、
なんとか平常運転に戻れた坊とは違い、
コンクール後はそのまま「自分には実力が無い」と決め込んで、消えて行ってしまう子も多いのです。
コンクールは、上位以外の生徒たち以外を奈落の底に落とし込むものですが、
坊に良く聞くと、
最近のコンクールでは上位者の作品を見ても、正直「?」だったそうなんです。
負け惜しみではなくて、「そんなに上手かぁ?」ってレベルだそうです。
その感想は、案外正しいんじゃないかと私は思っていて、
もう、2浪生以降はドングリの背比べなんじゃないかと思うんですよね・・・。
坊がうらやむ「すごい先輩」だって、
今年度はさらに多浪したしコンクールでは坊と成績が変わらなかったんですよね。
ということは、どの生徒達も、実は対した差異が無いってことじゃないですかね。
ちょっとした偶然とか、体調とか、座った位置とか、
そんな「たまたま」で、出来が違っちゃうんじゃないですかね。
点数をつける方も、「たまたま」です。
そんな、完璧な批評眼なんてないんじゃないの?予備校講師とはいえ人間なんだし・・・・って、思ってしまうのです。
生徒達の大半が(一部の天才を除いて)ドングリなのだとすると、
志望校に合格する術は、ただ一つ。
信じることです。
日々の課題で、コンクールで、すべて順調に好成績を残せる奴なんか希少で、
その他大半は、
「いい時もあれば、悪い時もある。」
ってことを、腹の底から信じることです。
そして、ライバルが落ち込んで何も手につかなくなっている時に、
一人起き上がって手を動かすことこそが正しい道なんだってことを、心に刻み込むことだと思うのです。
そんな風に手を動かし続け、
最後まで戦い抜き、
戦場を去らない子が勝ちの、サバイバルレースなんだと思うのです。
じゃあどうしろっていうのかというと、
つまり、美術系予備校の生徒として、
淡々と日々を過ごせってことですね。
気分転換をして、
予備校以外の人間関係も持って、
落ち込まず、奢らず、
毎日を着々と生きることですよね。
そんな風に、最近は考えています。(*’▽’)
まあ、それが難しいんですけどね。笑
コンクールなどで「たまたま」下の方に行ってしまって「自分はダメなんだ~」ってなって芸術界を去ってしまう人もいるのか…すごい厳しい世界だな…そんな世界で生きてきてる坊さんすごい