親の立場からの美術大学69 親の心得3選

前回の投稿からだいぶ時間が過ぎ去ってしまいました。💦

ゆるいアルバイトPT&主婦業とはいえ、子供たちの世話をしながらの日常は雑用のオンパレード。

ゆっくりパソコンの前に座る時間もなかなか確保できません。

特に夜は、最近では坊1と坊2でリビング学習をしているので時間が取れなくなってしまって…。(坊2のドリルの答え合わせをしたり、坊1のモデルになったり。)

今回は、美術系を目指す子を持つ親御さんへ向けて、「親の心得」というテーマで私が超重要だと思うことを3つ上げてみようと思います。(*’▽’)

まずは、自分の心の安定を目指せ

そんなこんなで夏もあっという間に過ぎ去ってしまったのですが、

秋と言えば・・・・。

メンタル崩壊の季節ですよね。(え、違う?笑)

崩壊気味と言えば、うちの坊1ですよ。

ただでさえ精神の起伏の多い子ですが、秋になると更に悪化。

調子のよい時は他人を見下し、調子の悪い時は自虐に走るという、超嫌な奴にパワーアップ。笑

そして、

自虐に走っている坊は、本当に面倒くさい。

「自分はもう、他の大学に行こうと思う・・・」とか、遠い目でやり出すんだ。

もう、何回目よ?それって感じ。

本心では、藝大にしか行く気はない癖にね。(T_T)

私と感情を共有することで、ちょっとでも楽になりたいのは分かるんだが、

自我の崩壊に私を巻き込まないでいただきたい。💦

甘えというかなんというか、

もう、こうなると儀式みたいなもんですね。

発達障害のせいもあるのだと思うけれど、坊1は基本的に子供なので、

自分の不安感を自分で処理できない。

話を聞いてあげないことには、浮上できないらしい。

もちろん、本来はそんなことしなくても良いんだと思う。

すべての発達障害者の親が、私のように20歳を越えた子供をサポートしなくちゃいけないなんてことは、もちろんない。

けれど、私の坊の関係性では、

これは、私(母)からのサービスだと思ってやっている。(´・_・`)

だから、坊のメンタルうんぬんの前に、

まずは、自身のメンタルを安定させなきゃいけない。(´・_・`)

子供が先じゃない、

私のメンタルが先。笑

これが、基本なんですよね。

まずは、自分の心の安定を目指しましょう。

(私がどうやって精神面を安定させたかについてはまた今度書きますね。)

私が安定したおかけで、坊1をいぜんよりも上手にサポートできるようになり、結果としてずいぶん坊が安定したと思っています。

足元ではなく遠くを見よ

第2に、親は、足元ではなく遠くを見つめる必要があります。

坊が2浪して分かったことがあります。

進歩は直線にあらず。

そして、失敗はチャンスだってことです。

私と坊の勘違いに毎日コツコツ頑張っていれば、実力は直線的に向上し、

B〇やAの評価を、毎度取れるようになれるだろうと考えていたことです。

実際には、実力はジグザグに伸びます。

ずっと停滞していたものが、何かの調子に加速度的に上昇することもあります。

そして、「上手に描く」も大事だけれど、

「失敗にすぐ気付いて直せる」ことの方が重要だったりします。

失敗に慣れていて、かつ対処法を知っているというのは、

実際の試験では、すごく強いです。

そういう意味で、失敗は失敗じゃないんです。

失敗したときこそが最大の学びのチャンスだったりします。

失敗が続けば、もっと自習しようとか思いますもんね。

現に坊は最近調子が悪いので、クロッキーの自主練を始めました。

なので、親としては子供が不調であっても「だから志望校を下げよう」などど安易に考えず、

山を乗り越えられるように、見守ってあげることです。

子供より高い視点を持って、子供と一緒に一喜一憂しない事ですね。

賢い杖となれ

私は坊の杖になることを選んだわけなのですが、

世間では、

「もう20歳近い子供の世話を焼くなんて・・・」

と、思われることでしょう。(私も思っていた時期があります。)

ただ、子供を自立させることと、突き放すのとは違うと思うのです。

子供の杖となることに躊躇しない、これが3番目の心得です。

子供が助けを求めているのなら、当然手を貸すべきだと思います。

積極的に情報収集し、美術館にも一緒に行きましょう。

栄養面も考えて食事を作り、必要とあらばサプリも飲ませましょう。

スケジュール管理などもしてあげましょう。

もし、このブログを読んでいるあなたのお子さんが、私の子供と同じく美術系を目指しているのなら、

胸に手をあてて考えて欲しいんです。

そもそも、あなたのお子さんはなぜ美術系を目指しましたか?

あなたのお子さんに発達障害はありませんか?

知覚過敏はありませんか?

精神的に未熟なところはありませんか?

芸術系を目指している時点で、「お察し」です。

お子さんのサポートをすることに、ためらいがあってはいけないと思うのです。

実年齢など、関係ないのです。

世間体も関係ありません。

必要とあらば、幼稚園児のように世話を焼いたほうが良い、

それが必要な子もいるのです。

特に、自信が無く、常に心が不安定な子は・・・。

以上、あくまでうちの子の場合ですが、3点あげさせていただきました。

参考になれば幸いです。(*’▽’)

写真はPAKUTASOさんのフリー素材を使用しました。

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