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新しいパン屋
相変わらず、銀行の口座を減らそうと頑張っている私。→通帳を減らそうと思う
先日、暇があったので電車に乗って某銀行に解約の手続きに行って来た。
今までにいくつかの銀行を解約したけれど、どの銀行でもでもお姉さんが丁寧に対応してくださり、「今まで、ご利用ありがとうございました」と笑顔と共に終了する。
今回も、5分くらいで手続きは終わった。
今回の銀行は、家の近所に支店が無いのが不便だった。
私の親もこの銀行に口座を持っているが、足を悪くしてから行き来が大変になった。
親の世代だとまだ窓口が無いと困るのだ。
私なんぞはもうネット銀行で良いかな~って思っている。
さて、その帰り道に、私は偶然にも世にも魅力的なアレを見つけてしまったのだ。
魅力的なアレとは・・・・。
開店したばかりの、パン屋さん!!
パンは無駄に食欲をそそる
新しいパン屋さんって、本当に心を鷲づかみにしますよね!
活気づく店内。
甘く香ばしい、パンの焼ける匂い・・・・。
ふらふらと店内に入って行く自分の足を、寸前で「ちょっとまてよ」と理性が押しとどめる。
「今日は、パン買う必要あるか?」
・・・・・・・ない。笑
よく見たら、食パン専門店って書いてある。
食パン専門・・・・・。
頭に、鮮やかにパンと私の甘い過去がよみがえる。
私には、食パン一斤に愛をささげた忘れがたい思い出があるのだ。
あれは10年以上も前の事。
私はパンが大好きで、私の家にはパン焼き機があった。
材料をぶち込んでおくと、朝にはパンが焼きあがっているというものだ。
朝の、焼き立てパン・・・・。
職人さんが作ったプロの味にはとても敵わないのかもしれないが、
焼き立てほやほやのパンは例えホームベーカリーであっても無敵だったのだ。
私たち家族は、ほやほやパンに狂った。笑
なにせ、いくらでも食べられる。
私が好きなのは、指でほじくり返して食べる「ほじくり食い」であった。
軽く、一斤は行けるのである。
毎日毎日、一斤を食べ続けた。
しかしそんな至福の日々の中、私はふと我に返ったのだった。
「こんなん続けてたら、太るわっ!」涙
体重計を前にして、私は現実を受け入れなければならなかった・・・・。
私は、涙を流しつつホームベーカリーを闇へと葬り去ったのであった・・・・。
パンよ、さらば。( ;∀;)
・・・・・・という過去を、走馬灯のように思い出した私。笑
そうだ、食パンはいかん!!!!!
「魅惑のほじくり出し一斤食い」をして、その後は反動で地の底に落ちるに決まっている。
そして、菓子パンもいかんよ。
シュガー&オイル&炭水化物でしょ??
50歳を超えたレディーは、己の食欲に身をゆだねてはならない。
栄養に気を配らなくてはならないのである。
私は涙をこらえつつ、パン屋さんを後にしたのであった・・・・。
パンよ、さらば!