親の立場からの美術大学58 夏・・・趣味爆発。💦

奴らの季節がやって来た

夏・・・。

坊の心を惑わす、この季節がまたもやってきました。

子供の頃。夏休み。

虫取りに熱中した子供もいることでしょう。

蝶々、トンボ、バッタ、ターゲットは様々でしょうけれど、

多くの子供はやがて網を置き、友だちとの遊びや部活に精を出すようになります。

・・・・多くの子供は。

無論、例外もいます。

昆虫採集好きの大人もいますからね。

だけど、まさかうちの子に限って、

20歳になっても、網を振り回して虫を採っているとは思っていなかったわい。笑

しかも、蝉。

そうなのです、うちの坊は世にも珍しい、

蝉取り専門の愛好家なのである。

(やっぱり、蝶々やトンボが主流だよね~)

趣味は受験に役に立たぬ

一般的に、セミが鳴くの夏本番から、ですがね。

もっと早くから鳴く蝉もいるのですよ。

「ハルゼミ」ってやつです。

名前の通り、春に土から出てきます。

坊は今、ハルゼミに夢中・・・。

ちなみに、私達の住む環境では、山の中に行かないとハルゼミはいないので、

わざわざキャンプしてハルゼミを捕まえに行きます。

もうこの季節、坊は毎日ウハウハで、

もはや頭の中には蝉のことしかないと思う。

蝉の話しかしないもん。

こうなるともう、止まらない。

・・・・おい君、ところで藝大はどうするんだい?笑

オリジナル展も近いのに、困ったなぁ・・・。💦

もう、ウハウハなのは毎年のことなので、

趣味と実益を兼ねて蝉の彫刻でも作ったらどうだね?って坊に言ったら、

蝉はすでに高村光太郎大先生が制作されているので、

あれを超えるアイデアが浮かばない限り、作っても仕方ないから作らないんだって。

なんだよ~。

せっかく貴重な時間使って蝉取りしてるんだから、芸術に役立ててくれよ・・・。

趣味は芸術人生に役立つ。多分。笑

まあ、蝉取りが藝大受験に役立つことは一個もなさそうですが、

坊の芸術家人生には役にたつでしょう。

・・・・多分ね、多分。笑

・・・・・・・つうか、

ほぼ誰もが夏休みの思い出として、通過点として置いてくる虫取りを未だにずっと続けているという、

この性質こそが、坊の特徴なのですね。

飽きないという性質です。

ヒトでも、モノでも、

坊が執着すると、長くて激しいです。

一歩間違えればストーカー化しそうなこの性質を、

プラス転換したくて芸術系に放り込みました。

思った通り、2浪生ですが飽きていません。(それはそれで困ったもんだけどw)

坊の一つの刺激を何度も味わって喜びに浸るという「しつこい」という特徴が、

いつか人の心を捉える大きな花となって開きますように。

・・・・って、七夕だし祈ってみたよ。笑

坊2?

小学校6年生だけれど、はじめっから虫が嫌いだし、

飽きっぽいこと甚だしいし。

今は、ゲームに夢中ですね。

・・・・・つうか、

それが普通だよね。(*’▽’)

写真はPAKUTASOさんのフリー素材を使用しました。

ツクツクボウシのフリー素材

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA