親の立場からの美術大学45 アルバイトってどうなんだ

うちの坊、働くってよ。

この間からの懸案事項・・・・。

うちの坊、どうやらアルバイトをするらしいのですよね。

ちなみに19歳。美大を目指す2浪生です。

「ふ~ん」って、思われるかもしれませんね。

世の中の母親の98%は「ふ~ん」でしょうよ。

うちの場合は、ふ~んとか悠長に構えている場合じゃないって言うね。笑

えっ、働くの?お前が?

この間、「財布が無い!失くした!助けて!」って、予備校から情けない声で電話してきたお前が?

そしてその翌日、家に帰ってから今度は定期券がないって騒ぎだして、結局車の座席下から見つかって大ヒンシュクを買った、お前が?

そしてダメ押しのようにその翌日も、またまた予備校から電話してきて、「定期券失くしたぁ!もう終わりだああああ!」って、この世の終わりくらいの大騒ぎして結局リュックから見つかったお前が?

「2度あることは3度ある」を、その身で実際に披露してくれたお前が?

そんなドジ之介ドジ太郎のお前が働く・・・・・だと?笑

いや、笑っている場合ではない。

落ち着け、落ち着くんだ。

母親である私が心乱れていると、坊に伝わってしまう。

思索するのだ~!(*’▽’)

美術系浪人生が働くデメリット

働くのは良いのですが、坊がこう言ったんですよね。

「周りの仲間たちはみんな働いている。働いていないのは俺だけだから、肩身が狭い。だから、働きたいんだ。」

これです。

これが気になっているんです。

小学生じゃあるまいし、私、こういう他人目線での自己決定が大嫌いなのです。

坊は慌てて「いや、自分のお小遣いも欲しいしね」ってつけ足しましたけどね。

ただ、実際のところ予備校生でかつ働いている子の多くは、地方から来て予備校近くの寮に住んでいる子たちですよ。

金銭的な都合もあるし、学校・予備校・職場が、近接しているからできることですよ。

坊は、遠距離通学だから、同じことは無理では?って気はしますね。

まあ、そういうの言っても分からない子だからね・・・。

働き出せば疲れるし、予備校に来なくなる子もいるってよく聞きます。

安く使えるフリーターは企業にとって美味しい存在。

週2回の契約だったとしても、「もう1日来れない?」「あと1日来れない?」ってお願いされて、気が付くと日数を増やされている。

そして時間も、9時までだって約束したのに、「10時まで働いてくれない?」って、ことでどんどん仕事が増える羽目に・・・。(´・_・`)

そして、疲労困憊、翌日は働けなくなるパターン。

これが、怖いですね・・・。

働くメリット

働くメリットも、たくさんあります。

少しでもお金が欲しいのは当然です。

生活費も画材費もかかります。

でもそれよりも、やっぱり美術系予備校を含めた美術界が狭い世界だってこと、そしてそこから離れた何かに所属していないと煮詰まってしまうということですよね。

閉塞感を打ち破っておいた方が、メンタルが安定することでしょう。

それが分かっているからこそ、先生や先輩に働くことを勧められたのだと思うのですがね。

あと、坊があまりにも幼いので、周りも「仕事でもしたら?」って言っているんじゃないですかね。

はてさて、どうなるか・・・・。

まあ私は坊がアルバイトで挫折して、ショックで予備校を休むとかにならなければ、それでいいかな。笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA