親の立場からの美術大学44 美術を目指すものがイラストが描けるとは限らない&徒然

イラスト&彫刻マルチな男

坊は、藝大を目指して日々あがいているしがない2浪生です。笑

彫刻科を目指す前は油画科に居ました。

もともと、イラストや漫画を描くのが好きだったんですね。

油画でも彫刻でも、美大を目指す者なら誰でもイラストくらい簡単に描くだろうと思っていたら、

まったくそんなことは無かったといって驚いていました。

彫刻科でイラストを描けるのは、坊だけらしいです。

実は先日、坊の仲間が描いたという漫画を見る機会があって、私は大変に驚きました。

・・・・・・私の方が上手い?(*’▽’)

(私は超絶下手くそながらストックイラストをやっており、少しですが収益もあります。笑)

いやあ・・・。

びっくりだ。

あんなに凄い石膏デッサンやるのに、イラストはこれかぁ。

これとそれって、別の能力なんだなって知りました。

まあ、彫刻科の石膏デッサンでは必須の、立体だの陰影だの正確さだの、美しく見えるための計算的なズレだの、

それはイラストでは必ずしも必要でないですもんね。

坊は、デジタルで結構きれいなカラーイラスト描けるんで、

受験にはなくても良い能力かもしれないですけど、

今後の長い作家人生を考えたら、良い個性なんでしょうね。

いやあ、しかし驚いた。笑

ご褒美シールは効果あり

この写真が何かというと、

100円ショップで購入したカレンダーなのですが、

坊が予備校に行った日と、その日の出来を◎〇△✕で記入しているものです。

シールは、ご褒美で貼っています。笑

これがね~、結構効果あるんですよ~。

坊は、定期的に酷い疲労感に襲われて予備校に行けなくなってしまうんですけど、

これをやり始めてから一発で自分がどれだけ休んでいるか分かるようになったから、

「月に休むのは2回までにする」って言い出したし、

あと、その日の「出来」を記すことによって、

「長期休み明けは出来が悪い」「月曜日は出来が悪い」「調子が良い日が最近増えた」などが可視化されるようになりました。

そこから、どうやら一日でもデッサンしないと調子悪くなるみたいだから「では日曜日はちゃんと自主トレして、月曜日の調子の悪さを改善するようにしよう」みたいな提案につながったし。

また、この「シール&〇✕」は私が管理しているので、

「今日はどうだった?」と聞くことによって、坊がその日一日を振り返るという「復習」の機会にもなっています。

これは、本当にお勧めです!!

バイトをやるらしい・・・

ところで、懸案となっていた坊のアルバイト。

どうやら、やるらしい・・・。

親としては複雑な気持ちである。

まず、アルバイトをする動機が「仲間が皆やっているから肩身が狭いのと、少しはお金を稼ぎたい、そして社会経験を積みたい」というものであること。

どれも、分かる。分かるが、

どうでもいいから、はやく藝大に合格して欲しいんだよね。笑

結局、それが一番お金のかからない方法だからね・・・。

バイト代なんぞ。たかが知れている。

だから、アルバイトをすることによって、少しでも予備校生活に負担がかかったら嫌なんだよ・・・。

そして、坊の発達障害のこともある。

私の住む地域には、発達障害児に職業訓練的なことをやってくれるNPOがあって、私はいずれは坊をそこに入れて、経験を積ませてから仕事に臨ませるつもりだったんです。

なのに、いきなり接客業・・・。(´・_・`)

ハードル高すぎる気がする。

大丈夫かなあ。

それとも、案外、親切な先輩や同僚に恵まれて上手くやっちゃうかな。

それとも辛過ぎて、フラッシュバックが起るほどのトラウマになっちゃうかな。(*’▽’)

まあ、どう転ぶかはやってみない事には分からないから、

健闘を祈りましょう。(T_T)

親は、心配ばっかりしているからダメだよね~。笑

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