親の立場からの美術大学14 メソッドを鬼滅から学ぶw

メソッドてなんじゃ

坊1が、最近「メソッド、メソッド」言い出した。

なんじゃらほいっ?て聞いてみたら、

石膏デッサンをする際の、「基礎となる描き方」のことをメソッドと呼んでいるようですね。(坊だけね)

講師により指導される「こういう風に描きなさい」っていう方法論は、きちっとしたものではないようで・・・・。

どんな描き方で仕上げても素晴らしければそれで良しとする世界だから、これが絶対のメソッドというものはないらしいのですね。

言語化できないものもあったりもしますからね。

じゃあ、方法論なんて作れないだろってなっちゃうけれど、

それでは芸術家としてはともかく、大学受験は通らない。

描き方の手順・・・・Aの作業をやったら→B→C→D→E→F→Gみたいなのが自分の中で確立していないと、

安定したパフォーマンスは出せないし、受験の際は時間内で描き終わらなくなる可能性もある。

「試験日に、異様に緊張してしまい不合格になりました。」

って、なってしまうのを防ぐためにも、「この方法でこの順番に描いて行けばそこそこ完成できる」っていう方法論が必要だと。

坊はそれを「メソッド」と言っている。

なぜ、英語でいうのかは分からないのだけれどw

先日、「鬼滅の刃」を見ていた坊は、あっと叫んだ。

テレビでは、炭次郎がこのようなことを言っていた。

「呼吸を混ぜるんだ!水の呼吸とヒノカミ神楽と!」


「(歴代の剣士たちは)自分に合わせた呼吸と剣技を、
最も自分の力が発揮できる形に変化させてきたんだ!」

引用:アニメ鬼滅の刃・遊郭編第9話・「上弦の鬼を倒したら」からうろ覚え

「メソッドもそうだ!!」

叫ぶ坊。

ほ~ん。

つまり、講師によって指導された「メソッド」に「自分の個性」を混ぜて、「俺のメソッド」を確立して行くわけですね。

深いなあ。

行き当たりばったりなんじゃね

どうも坊の話を聞いていると、講師の指導は行き当たりばったりだ。

風の向くまま気の向くまま。

生徒の間をぶらぶら歩いて来て、目に留まれば指導。

「一日の最後の講評時に指導してるから、それで良いじゃないか」と言われそうだけれど、リアルタイム指導が欲しいっしょ。

だって、6時間かけて描いてるんだよ?

「5時間前に言ってくれ」って感じじゃない。

特に坊なんて、タダでさえ注意障害があって集中力無いのに、5時間前のことなんか言われたって???だよ。

犬と一緒だよ、その場で言わなきゃ分かんないよ。(ヒドイw)

だいたい、先生によって言ってることがバラバラだそうじゃない。

統一見解出せって感じ。

私だったら、講師の首を絞めていると思う。笑

普通に考えてダメじゃないの?それ。

ぜひマニュアルが欲しい

私なんか、マニュアル大好きなんで、マニュアル自体が無いというのが不思議でならない。

各予備校自作の著作物が無いというのも信じがたい。

本当に、講師から生徒へ、手から手へ、3年も4年もかけなければ伝えられない技術なのか。

寿司屋の修行だって、実は出し惜しみしてるだけで、教えることはそんなにないんだって、誰か言ってたよ。

各予備校で、メソッド作れば良いじゃん。
そして、売ってくれ。買うから。笑

ダメ?笑

・・・・・以上、芸術がさっぱり分からぬ親が、事情も分からない癖にほざいてみました。笑

まあ、そんな簡単なもんではないというのは百も承知なんですけどね。

現場で苦労されている皆様、どうか気を悪くしないでくださいね。

失礼いたしました。<m(__)m>

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