ケチと寒がりの間

床暖房無し

夫は死ぬほど寒がりである。

寒がりのくせに薄着が好きだから、以前住んでいたアパートでは冬はペラペラの長袖を着てエアコン+電気カーペット+ストーブ、みたいな家の中だけハワイアンの謎の生活を送っていた。

私はケチだからすぐにスイッチを切りまくって、夫は直ぐにスイッチを付けまくるという、冷戦状態の忙しい家であった。

だから、へーベルハウスで家を建てることになった時に、ふと冬の間の夫の醜態を思い出し「温かい家にしようか」と一瞬思ったのであったが、

結局、ケチを貫いて床暖房は採択しなかった。

私も夫も基本はケチである。

「エアコン・電気カーペット・ストーブのトリプル使いの、どこがケチやねん」と思ったかもしれないが、寒いので仕方いのでトリプルになっているのであって、できることならケチりたいのである。

よって、「床暖房は使わないよね」「我々ケチだからね」「へーベルはボロアパートより暖かいはずだから、きっとエアコンだけで行けるはず」「電気ストーブはいらなくなるよね」と、なぞの理屈により床暖暖房を入れなかったのであった。

さて、その後どうなったか。

新しいおうちは、予想以上に寒かったのである。

・・・・・これは、ヘーベルハウスのせいではない。

いくらヘーベルハウスの壁が優秀だとは言っても、

冬はすべからく寒いのである。（これは宇宙の法則なのである。）

アパートよりも広くなったリビングでは、大量の熱風が必要だ。

夫は黙って電気ストーブを引っ張り出し、石油を買いに走った。

お～い、air conditioner温度設定30度じゃ足りないのかね？？

そして寒がりの夫は相変わらずエアコン＆ストーブの「真夏だろこれ」的な温度設定をしている。（電気カーペット利用は流石に拒否したw）

各部屋エアコンつけるつもりがつけていない

各部屋の環境設定はどうなっているかだって？

当初は、全ての部屋にエアコンをつけるつもりであった。

だから、壁にそれ用の穴もあけてある。

室外機の場所も確保してある。

しかし、ここでケチを発揮した我々は、結局エアコンは2台しか買わなかった。

しかも、2台目はつい最近導入したものだ。(寝室に付けた。夏が暑すぎて我慢できなかったのだ。）

そして我々は今、外気を室内でも同じように感じ、冬は凍え夏は暑さで伸びるという、ナチュラルな原始生活を送っているのである。

子供の部屋は、無論扇風機＆ストーブである。

・・・・・・・ちなみにうちはオール電化である。

ばっかじゃないの？って我ながら思っているw

エアコン+ストーブの我が家

こんな感じで、オール電化の家の癖にストーブを導入している我が家w

まったくもって全然省エネになってないのである。

まあ、自分が悪いんですけど・・・・。

最近夫が「オール電化だと災害時に困るよね」とか言い出した。

あんたそれ、覚悟のうえでオール電化にしたんじゃなかったのかよ。

と言いたかったが、黙っていた。

夫は、そういう「えっ、今更そういうこと言う？」人なのである。(*’▽’)

ぐあ～床暖房にしたら、石油ストーブは使わずに済んだかなぁ・・・。

石油代高いんだよ。

・・・・と、今日もさっとスイッチを切る私であった。w